生協の歴史 7
今日の議論は、1930年代の議論とも60年代のそれとも異なったものです。
生協自体の存在理由が問われているのです。
生協の、文字通り「理念」そのものが問題となってきています。
レイドロウのいう「思想上の危機」です。
そして、西欧諸国では一般に生協運動は停滞してきています。
フランスの生協は最近、壊滅状態になろうとしており、ドイツの生協は次々に株式会社批しています。
日本では生協が伸展しているときに、生協生誕の地であるイギリスでも生協は凋落の傾向をたどっています。
実際、生協とはいったい何か、生協は今日どういう意味をもっているのかを、根本的に問い直さなければならない時代にきているといわなければならないでしょう。
今日の生協のこの「理念の危機」には、基本的に少なくとも2つの背景があると思われます。